NVIDIA RTX A400
NVIDIA RTX A400は、NVIDIA Ampere GPUアーキテクチャ上に構築されており、AIとレイトレーシングのアクセラレーションのパワーをより多くのプロフェッショナルの手にもたらします。6個の第2世代RTコア、24個の第3世代Tensorコア、768個のCUDAコア、そして4GBのGDDR6グラフィックメモリを搭載したRTX A400は、AIを活用したワークフローと見事なレイトレーシング映像を実現し、かつてないパフォーマンスを省スペース設計で提供します。
さらに、RTX A400は前世代よりもグラフィックスインターフェースが拡張され、最大4台のディスプレイを接続する事が可能となりました。そのコンパクトなフォームファクタにより、RTX A400はどんなワークステーションにも難なくフィットし、効率性や作業スペースを犠牲にすることなく、今日のプロフェッショナルなワークフローに必要な性能と機能を提供します。
NVIDIA RTX A1000
NVIDIAは今回初めて、ロープロファイル、シングルスロットフォームファクタのGPUにRTコアを導入しました。1枚のRTX A1000ボードで、物理的に正確な影、反射、屈折を持つ複雑なプロフェッショナルモデルをレンダリングすることができ、ユーザーに瞬時の洞察を与えることができます。NVIDIA OptiX、Microsoft DXR、VulkanレイトレーシングなどのAPIを活用するアプリケーションと協調して動作することで、RTX A1000をベースとしたシステムは、これまでにないレベルの生産性を実現するための即時フィードバックを提供する、真にインタラクティブなデザインワークフローを強力にサポートします。RTX A1000は、前世代と比較してレンダリング性能が最大3倍高速化されています。このテクノロジーは、レイトレースされたモーションブラーのレンダリングも高速化し、より高いビジュアル精度でより高速な結果を実現します。
最新のワークフロー向けに開発されたRTX A1000は、Ampere GPUアーキテクチャの一部として強化されたTensorコアを搭載しており、前世代と比較して最大3倍のジェネレーティブAI性能を実現します。第3世代のTensorコアは、TF32およびBFloat16精度モードを加速します。浮動小数点と整数の独立したデータパスにより、計算とアドレス計算を混在させたワークロードをより効率的に実行する事が出来ます。
NVIDIA RTX A1000 | NVIDIA RTX A400 | |
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GPUアーキテクチャ | Ampere | Ampere |
GPUメモリー | 8GB GDDR6 | 4GB GDDR6 |
メモリーインターフェース | 128bit | 64bit |
メモリー帯域幅 | 192GB/s | 96GB/s |
NVIDIA CUDAコア数 | 2,304 | 768 |
NVIDIA 第4世代 Tensorコア数 | 72 | 24 |
NVIDIA 第3世代 RTコア数 | 18 | 6 |
単精度演算性能(TFLOPS)※1 | 6.7 | 2.7 |
RTコア性能(TFLOPS)※1 | 13.2 | 5.3 |
Tensorコア FP16性能(TFLOPS)※2 | 53.8 | 21.7 |
Tensorコア ピーク INT8性能(TOPS)※3 | 107.8 | 43.3 |
システムインターフェース | PCI Express 4.0 x8 (形状はx16) |
PCI Express 4.0 x8 (形状はx16) |
最大消費電力 | 50W | 50W |
サーマルソリューション | アクティブ | アクティブ |
フォームファクター | 2.7(H)×6.4(L) inch、 シングルスロット、 ロープロファイル |
2.7(H)×6.4(L) inch、 シングルスロット、 ロープロファイル |
ディスプレイコネクター | Mini DisplayPort 1.4a×4 | Mini DisplayPort 1.4a×4 |
エンコード/デコードエンジン | エンコード×1、デコード×2
(+AV1デコード) |
エンコード×1、デコード×1
(+AV1デコード) |