Windows 10 IoT Enterprise

年2回の機能アップデートを必要としない
Windows10を選択しませんか?

特定用途向け端末のOSには、Windows 10 IoT Enterprise LTSB(新称:LTSC)をご提案します!

Windows 10 IoT Enterprise LTSB(新称:LTSC)とは?

①機能アップデートが存在せず、最長10年間同じイメージを利用できます

  • ・アップデートによるアプリやFWが動作しないなどの影響がありません
  • ・アップデートが長時間になることによる業務への影響がありません
固定モデル LTSB(新称:LTSC)
  • 特定システム向け
  • セキュリティ更新とバクフィックスのみ提供
  • 機能アップデートなし
  • 最長10年間同じイメージを利用可能

※機能アップデートは存在しない(ビルド番号が変更にならない)

②独自のリカバリメディアを作成することができます

OS+アプリケーションソフトを含む独自のリカバリメディアを作成することが出来ます。
お客様の専用端末に合わせた、独自のリカバリメディアを製品に添付して出荷することが可能になります。

③ロックダウン機能を利用したセキュリティ対策が可能です

  • Unified Write Filter
  • USB Access
  • Layout Control
  • APPLocker
  • Shell Lancher
  • Assigned Access

Windows 10のラインナップ

“エディション”と“機能アップデートモデル”の組み合わせ汎用PC向けの「Windows 10」と、特定用途専用の「Windows 10 IoT」があります。
Win10は「Home、Pro、Enterprise」の3エディション、Win10IoTはEnterpriseのみが提供されます。
またエディションにより提供される「機能アップデートモデル」が異なります。

汎用機器向けOS
特定用途専用OS

エディション

  Windows 10(Retail/DSP/VL) Windows 10 IoT(Embedded) 追加される機能の例
Home  
Pro ドメイン参加、Windows Information Protection
Enterprise (Volume Licenseのみ) Lockdown機能

機能アップデートモデル

  Windows 10(Retail/DSP/VL) Windows 10 IoT(Embedded)
Home SACT(旧称:CB)
Pro SACT(旧称:CB)、SAC(旧称:CBB)
Enterprise SACT(旧称:CB)、SAC(旧称:CBB)、LTSC(旧称:LTSB)(Volume Licenseのみ) SAC(旧称:CBB)、LTSC(旧称:LTSB)

機能アップデートモデルとは?

①3つの機能アップデートモデル

最新化モデル
SACT(旧称:CB)
最新化モデルSACT(CB)のイメージ
  • コンシューマー向け
  • 常に最新の機能をいち早く提供
企業向け最新化モデル
SAC(旧称:CBB)
企業向け最新化モデルSAC(CBB)のイメージ
  • ビジネスユーザー向け
  • 最新機能&こなれたビルドを提供
  • アップデートを一定期間遅らせる事ができる
固定化モデル
LTSC(旧称:LTSB)
固定化モデルLTSC(LTSB)のイメージ
  • 特定システム向け
  • セキュリティ更新とバグフィックスのみ提供
  • 機能アップデートはなし
  • 最長10年間同じイメージを利用可能
  • チェックアイコンWin10 IoT Ent 2015 LTSB
  • チェックアイコンWin10 IoT Ent 2016 LTSB
  • チェックアイコンWin10 IoT Ent 2019 LTSC
  • チェックアイコンWin10 IoT Ent SAC

が選択可能

※SAC(CBB)とLTSC(LTSB)とで、インストールメディアが異なります

②参考:WaaS(Windows as a Service) サービス提供モデル名称の変更

変更前
CB Current Branch
CBB Current Branch for Business
LTSB Long Term Servicing Branch
変更後
SACT Semi-Annual Channel (Targeted)
SAC Semi-Annual Channel
LTSC Long Term Servicing Channel
  • :半期チャンネル(ターゲット)
  • :半期チャンネル
  • :長期サービスチャンネル
  • チェックアイコン2017年7月27日より、名称変更
  • チェックアイコンWindows 10 とOffice 365 ProPlus のリリーススケジュールを統一、サービス提供モデルをより分かり易くする為に、共通の用語を使用
  • チェックアイコン機能更新プログラムのリリースは3月と9月の年2回を目標に行われ、各リリースのサポート期間は18ヶ月
  • チェックアイコン変更後の名称は、RS3(Fall Creators Update)より適用スタート
Win10IoT 2つの提供モデル SAC (旧称:CBB) LTSC (旧称:LTSB)
機能アップデート 3月と9月の年2回、更新プログラムがリリース。インプレースで自動更新。 なし(新しいビルドが2〜3年に1度リリースされる)
品質アップデート バグフィックスとセキュリティフィックスの更新プログラムが、毎月リリース バグフィックスとセキュリティフィックスの更新プログラムが、毎月リリース(一部を除く)
サポート期間 メインストリームサポートが約18か月 1つのビルドにつき約10年
(メインストリームサポート5年+延長サポート5年)
その他 UWPアプリケーションのプリインストールなし(MicrosoftEdge, ニュースなど)

機能アップデートとビルド番号の関係

ビルド番号が変わらないLTSC(旧称:LTSB)
OSのビルド番号は、OSやService Packの適用で変更されます。
Windows 10は、機能アップデートを適用するとビルド番号が変更になっていることがわかります。
ビルド番号が変更になると、アプリケーションやドライバなどの動作を確認することが一般的です。
LTSB(LTSC)は、機能アップデートが無いのでビルド番号が変更になりません。

製品名 バージョン番号 ビルド番号
Windows 10 April 2018 Update 10.0(バージョン1803) 17134
Windows 10 Fall Creators Update 10.0(バージョン1709) 16299
Windows 10 Creators Update 10.0(バージョン1703) 15063
Windows 10 Anniversary Update 10.0(バージョン1607) 14393
Windows 10 November Update 10.0(バージョン1511) 10586
Windows 10 10.0 10240
Windows 8.1 6.3 9600
Windows 8 6.2 9200
Windows 7 SP1 6.1 7601
Windows 7 6.1 7600
Windows Vista SP2 6.0 6002
Windows Vista SP1 6.0 6001
Windows Vista 6.0 6000
Windows XP 64-Bit Edition 5.2 3790
Windows XP 5.1 2600
機能アップデートモデル ビルド番号
SACT(旧称:CB) アップデートごとに変更
SACT(旧称:CB) アップデートごとに変更
LTSC(旧称:LTSB) アップデートごとに変更しない(アップデートが無い)※セキュリティアップデートにより小数点以下は変更

通常のWindows 10との比較

「Enterpriseエディション」は、Proにセキュリティ機能(Lockdown機能)が追加されたOSです。
「IoT Enterprise」は、コンシューマ機能を除いたOSです。
ただし、Windows 10 IoTは「特定用途専用」のEmbedded OSとなります。

汎用機器向けOS
特定用途専用OS
  Windows 10 Pro Windows 10 Enterprise Windows 10 IoT Enterprise
ライセンス形態 Retail/DSP/VL VL(Volume License) Embedded
LTSB(LTSC)
選択可否
×
ビルド番号 機能アップデートごとに変更 アップデートごとに変更しない
(機能アップデートが無い)
  • ※LTSB(LTSC)選択の場合
  • ※セキュリティアップデートにより小数点以下は変更
アップデートごとに変更しない
(機能アップデートが無い)
  • ※LTSB(LTSC)選択の場合
  • ※セキュリティアップデートにより小数点以下は変更
機能 Lockdown機能あり Lockdown機能あり
その他
  • ・Edgeブラウザあり
  • ・ユニバーサルアプリのインストールあり
  • ・Windows Storeあり
  • ・Cortanaあり(Build 10532以降で日本語対応)
  • ・Edgeブラウザなし
  • ・ユニバーサルアプリのインストールなし
  • ・Windows Storeなし
  • ・Cortanaなし
  • ・Windows Inkワークスペースなし

「Win10 Enterprise」と「Win10 IoT Enterprise」の違いは?

①Windows 10 IoT Enterprise とは?

チェックアイコンVLで提供されるWindows 10 Enterprise と同一バイナリのOSとなります

②Win10 IoT Enterpriseとは?

チェックアイコン「Windows 10 Enterprise」と「Windows 10 IoT Enterprise」は、同一のOS

Windows 10 loT portfolio

Microsoftのサイトにて、
「Windows 10 IoT Enterpriseは、Windows 10 Enterpriseと同一のバイナリ」である旨の記載があります。

チェックアイコンWindows 10 IoT Enterpriseは「特定用途専用」のEmbedded OSとなります。

Windows 10 IoT Enterprise LTSB(新称:LTSC) 搭載モデル

耐衝撃タブレット

製造品質・工程の管理/倉庫内の在庫管理/接客(注文、決済)/入出庫管理/ビル・家屋の設備点検

Wi-Fiモデル/LTEモジュール搭載モデル

Windowsバッテリーレス端末

ピッキングカート/オークション端末/工場監視/生産装置端末

10.1インチ/15.6インチ/21.5インチ

デスクトップ/タワー型

電子機器制御/インターネットカフェ/映像編集Webカメラ制御/画像処理装置

ミドルタワー/スリムタワー/スリムデスクトップ

19インチラックマウント型

半導体検査装置/液晶パネル検査装置外観検査装置/工作機械装置/工場ライン制御装置

4U/3U/2U

タッチパネル型

POS/KIOSK端末/受発注管理/工程管理工作機械制御/勤怠管理/入退室管理

15インチ/10インチ

ミニボックス型

シンクライアント/デジタルサイネージ/KINECTアプライアンスサーバ/工程管理/データロガー

温度拡張モデル/FANレスモデル/FANありモデル