省スペース、操作性向上により、
ホテル併設のカラオケ店舗の業務効率がアップ!

株式会社銀座国際ホテル様
ビジネスインフォメーションサービス株式会社様

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導入業種 導入機種 活用用途
飲食・サービス業 タッチパネルPC
15型液晶モデル:LT-E9151/WS
カラオケ店舗管理・メニューオーダーテイク

ソフトウェアをより効果的に従業員が使用できる環境へ

株式会社銀座国際ホテル(以下、銀座国際ホテル)では、ホテル内に併設されたカラオケ&レストラン「銀座パンドラ」に導入されていたカラオケ管理ソフトウェアとハードウェアを、保守契約が終了したことに伴い刷新しました。
カラオケ管理ソフトウェアには、カラオケ店舗向けに専用で開発されたビジネスインフォメーションサービス株式会社(以下、BIS)の「カラオケマネージャー21Ⅲ」を使用。「このソフトウェアをより効果的に従業員が使える」、「フロントのスペースを活かして無理なく設置できる」といった理由で選ばれたのが、ロジテックINAソリューションズ株式会社(以下、ロジテックINA)のタッチパネルPCでした。

課題
ハンディによる注文受付のオペレーションが煩雑で効率的でない
低価格かつサポート・アフターケアがしっかりしている必要がある
省スペースに対応した端末が必要
解決
タッチパネルPCで業務効率化が実現
低価格の海外ベンダーを利用しつつ、国内生産並のサポートとアフターケアが可能に
モニタとHDDが同一筐体に収まり、省スペースでケーブルもすっきり

株式会社銀座国際ホテル様

〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-13
代表取締役 樋口 淳一
JR新橋駅銀座口より徒歩3分の好立地にあるホテル。ビジネスにプライベートに利用できる空間を提供する。部屋は機能的な4タイプが用意されているのが特長。レストラン&カラオケを楽しめる「銀座パンドラ」、イタリア料理を楽しめる「クッチーナ・ディ・イタリア」併設。
URL:http://www.ginkoku.co.jp/

ビジネスインフォメーションサービス株式会社

〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-5-31 本町寺田ビル5F
代表取締役 中村 光宏
代表取締役 栗田 和紀
カラオケ管理、複合カフェ管理、サウナ・カプセルホテル管理などのシステムを手がけている。カラオケ管理システムの「カラオケマネージャー21Ⅲ」は、入退室・オーダー・物販処理、料金計算、帳票集計、顧客管理などの機能を備え、大小規模を問わず様々なカラオケ店舗へ導入実績がある。
URL:http://www.inet-bis.co.jp/

採用ポイント

タッチパネルPCの導入で業務効率化が実現
従業員が直感的に使う事ができ、とても相性がいい

ロジテックINAのタッチパネルPCとカラオケ管理ソフトウェアと組み合わせの相性がよく、従業員の直感的な操作を可能に。「実際にハンディターミナルよりも使い勝手がよかったことが分かりました。」と高評価。

低価格の海外製品を利用しつつ、
国内生産並のサポートとアフターケアが可能

海外製品ゆえの国内大手メーカーのタッチパネルPCよりも低価格にも関わらずサポートやアフターケアでも国内生産と変わらないサポートを受けられる安心感。

フロントのスペースが限られており、省スペース対応が必須。
余計なケーブルもなくしスッキリ。

モニタとハードディスクが同一筐体で省スペースに。接客上、店舗フロントにPCのケーブルが露出するのはみっともないため、そういった美観維持にも対応。

お客様インタビュー

1.導入前に抱えていた課題「いつ不測の事態になってもおかしくないという危機感

銀座国際ホテル 常務取締役 飯田隆之氏 銀座国際ホテル内にあるカラオケ&レストラン
「銀座パンドラ」の部屋(上)とエントランス(下)
――今回のシステム導入に関しては、どういった課題を解消したかったことから始まったのでしょうか?
銀座国際ホテル 常務取締役 飯田隆之(以下、飯田氏):この店舗で利用していたハードウェアやソフトウェアが、導入から時間が経っていたこともあって、保守契約が打ち切られることが決まっていたことが挙げられます。またソフトウェアに関してはカラオケ業務に特化した仕様ではなく、レストラン向けのものをカスタマイズして使っていたため、いまひとつ使い勝手がよくなかったことも課題となっていました。
保守契約を打ち切られることで「いつ不測の事態になってもおかしくない」――そんな危機感を抱いていました。そこでこの店舗に最適なシステムを改めて見直すことにしたのです。
――導入までにはいくつかの提案があったと思いますが、なぜロジテックINAのタッチパネルPCとBISのカラオケ管理ソフトウェアを選択されたのでしょうか。
飯田氏:確かに複数社からいくつかの提案をいただきました。当時のレストラン向けシステムをアップデートしてカスタマイズしたもの、何十店舗も運営しているようなチェーン向きのもの、クラウドを使ったものもありましたね。
どれも魅力的ではあったのですが、導入からサービスインまで1カ月、トレーニングで2週間といった、実際に使えるようになるまでにどのシステムも予想以上に時間がかかってしまうことが気になりました。
またソフトウェアに関しては、自分たちでカスタマイズできることが必須でした。例えば当店では月替わりでメニューをお客様に提供していますが、これまではPOSで表示されるメニューの変更を外部の会社に依頼しておりまして、それが月替わりに間に合わないことが何度かあったのです。そこで従業員自身でメニューぐらいは変更できるようなシステムにしたいと思っていました。その点ではBISのカラオケ管理ソフトウェアに優位性があったということです。
ロジテックINAのタッチパネルPCについては、「カラオケ管理ソフトウェアと組み合わせると、従業員が直感的に使うことができるのでとても相性がいい」という話があったからです。実際にハンディターミナルよりも使い勝手がよかったことが分かりました。

2.導入の経緯導入やアフターケアも安心できる国内生産、価格や耐久性も評価

BIS代表取締役 栗田氏
――ロジテックINAのタッチパネルPCのどういった点を評価して導入されているのでしょうか。ソフトウェアを開発する観点からお話しください。
BIS 代表取締役 栗田氏(以下、栗田氏):ロジテックINAのタッチパネルPCを評価するには、私どものソフトウェアのメリットを説明する必要があります。飯田常務がおっしゃった「カラオケ管理ソフトウェアと組み合わせると、従業員が直感的に使うことができるのでとても相性がいい」という点で言えば、例えばレストラン向けのソフトウェアをカスタマイズしたものですと、部屋料金を計算するだけでも複数回の操作をしなければならない場合がありますが、弊社のカラオケ管理ソフトウェアなら画面に配置されたボタンを押すだけです。

これはカラオケ店舗で使えるように専用で開発されているためです。どこにどのボタンが配置されているか覚えさえすれば使えますから、トレーニング期間をわざわざ設ける必要がありません。この直感的な操作をサポートするのがタッチパネルPCです。

そこでようやく“なぜロジテックINAのタッチパネルPCか”ということになるのですが、ひとつは海外製品ゆえの低価格、言い換えれば国内大手メーカーのタッチパネルPCよりも価格が抑えられている点です。

もうひとつはサポートで国内生産と変わらない対応をしてもらえる点です。今回の案件もそうですが、導入まで時間がない場合でも、すぐに対応してもらえるサポートはありがたいですね。またアフターケアでも国内生産と変わらないサポートを受けられるので安心です。故障などした場合でも、すぐに代替え機を出してもらえます。海外から平行輸入しているものだとどうしてもこうした保証の部分が心配ですから。。

さらにロジテックINAの15インチのタッチパネルPCをよく利用していますが、長い運用時間に対する耐久性もあります。業務用PCとして使うのですから故障や不具合は少ないに限ります。それも評価できる点です。

3.導入効果省スペースに最適、状態が分かるアクセスランプ、ハンディターミナルよりもスピーディ、XP対応など様々なメリットを実感

カラオケレストラン 銀座パンドラ ホール支配人 高橋潤氏 メインPCとしてPOSとオーダー処理ができる15インチを利用。サブPCも店員の背後に設置されている サブPCはオーダー処理専用の12インチタッチパネルPCを利用 電源のオンオフ、ネットワークやハードディスクへのアクセス状況がひと目で分かるアクセスランプ
――実際にロジテックのタッチパネルPCを導入してみて、メリットに感じることはありましたか?
飯田氏: ハードディスクとモニタがひとつになった一体型というところですね。当店のフロントはそれほど広くないので、モニタとハードディスクの入った筐体が別ですと、それだけで場所がとられてしまい業務の妨げとなってしまいます。
加えて筐体とモニタが別々ですと配線が必要ですから、見映えも汚くなってしまうんですね。フロントにケーブルがむき出しになっている状態は避けたいんです。というのも銀座という場所柄、お客様は接客態度だけでなく、雰囲気や内装も見ていらっしゃる方が多いんです。フロントにPCのケーブルがむき出しになっていたら…。それだけで顧客満足を下げてしまいます。
またハンディターミナルと比較した画面の広さもありますね。いままではハンディターミナルを使ってオーダーをとっていましたが、ハンディターミナルの画面が狭いので、メニューの情報を数多くは盛り込めません。例えばビールのオーダーが入った場合でも、“ハンディターミナルの画面を数回押さないとビールのボタンにたどり着けない”といったことが起こるんです。
その間、お客様をお待たせすることができないので、これまではお客様のオーダーを紙にメモしてから、ハンディターミナルに打ち込むというやり方でした。ですがタッチパネルPCに替えてからは、一度でビールのボタンが押せるように画面に配置されているため、紙でメモするという業務がなくなりスピード化が図られました。
カラオケレストラン 銀座パンドラ ホール支配人 高橋潤氏(以下、高橋氏):私が便利だなと思ったのは、画面上部にあるアクセスランプですね。導入前のPCは、電源ランプが分かりにくい場所にあったので、何かPOSでトラブルがあったとき、従業員に「電源を入れ直してからPOSを動かしてください」と指示しても、PCに詳しくない従業員ですと「電源が入っているのかどうか分かりません。どこで分かるんでしょうか」といったことがあり、PCの電源の入れ方や位置を教える必要もあったんです。
ですがアクセスランプがあれば、電源が入っているかが分かるのはもちろんのこと、ハードディスクが動いているか、ネットワークにアクセスしているかも、すぐに分かります。
さらにタッチパネルPCを2台使っている点にもメリットを感じています。メインPCとしてPOSとオーダー処理ができる15インチが1台、サブPCとしてオーダー処理専用の12インチが1台設置されています。これは入退室のお客様の対応で15インチのメインPCをPOSで使っていても、その間オーダーが入った場合、サブPCがあればそれで問題なく受けられるというメリットがあります。
これでオーダーが入った際に入退室の手続をしているお客様を待たせることがなくなりました。フロントに2台PCを置いて業務の効率化を図れる環境がつくれたのも、省スペースで利用できるロジテックINAのタッチパネルPCならではのメリットだと思います。
栗田氏:開発の立場からはWindows XP Professional for Embedded Systemに対応しているのも助かりました。銀座国際ホテルのIT部門からは「全社でWindows XPに統一しており、自分たちでも管理しやすいためWindows XP Professional for Embedded Systemにして欲しい」という要望があったためです。
タイミング的にWindows XPインストールモデルが市場からなくなりそうな状況でしたが、ロジテックなら対応しているだろうと問い合わせたところ「2016年12月31日まで対応している」ということでした。まだまだWindows XPは利用されているので、とても心強いです。

4.これからの展望テーブルオーダーシステムでお客様満足を高める

飯田氏:

導入したシステムで従業員の効率化が図れていくと思いますので、今後は大部屋に手元からオーダーができる端末を導入しようかと考えています。居酒屋などで見かけるテーブルオーダーのシステムです。これでお客様満足を高めていき売上を延ばしていきたいですね。

▼ ロジテックINAソリューションズPC開発部

導入事例一覧