万引きを抑止する
コンパクトな防犯システムに、
ロジテックの業務用タブレットが活躍!

株式会社トゥーワン様

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名古屋市に拠点を置く株式会社トゥーワン様は、1984年の創業後、防犯機器を中心に自社で開発・設計を行ってきた。
ユーザーからのニーズを受け、協力工場で製造を行うファブレス企業である。
今回トゥーワン様では、万引きを抑止する防犯タブレット「ミテマス」のリニューアルにあたり、ロジテック製のタブレット端末をご採用いただいた。その経緯や、「ミテマス」の詳細について代表取締役の堀尾氏に話を伺った。

株式会社トゥーワン


「21世紀を目指して活躍する企業になろう!」、そんな想いを社名に込めて創業したのは35年前の1984年。
工場や商業店舗を中心とした省エネ機器販売事業を展開後、時代の流れや取引先のニーズに応える形で、セキュリティ機器の製造販売をスタート。「ポケットコール」「チョットきてコール」「減るとコール」「お手軽放送局」「ミテマス」など斬新な自社開発商品は、現在、ホームセンターやドラッグストアを中心に多くの店舗で使用されている。
また、医療分野では、現場での誤配薬事故を防止する「誤配薬防止カートMEPS21」を開発するなど、新たな分野へも事業展開を行っている。

URL: http://www.twoone.co.jp/

監視画像をタブレットの画面に
映し出すことで万引きを抑止

人を感知して、録画映像を表示するため
万引抑止効果があります。
防犯タブレット「ミテマス」は、その名が示す通り監視映像をその場で画面に表示することで犯罪抑止を行う防犯システムである。フロントカメラ付きの10.1インチタブレットが常時録画をするとともに、画面に監視映像を映し出す。そして、人が近づくとセンサが認識して「いらっしゃいませ、ご来店ありがとうございます」といったテロップが流れ、お辞儀をする女性のアニメが現れるという仕組みだ。これにより、万引き犯は自分が撮られていることを認識し、犯行を抑止することができるという。テロップの文章は自由に設定することができるし、表示されるアニメーションを企業独自のイメージキャラクターにするといったアレンジも可能だ。  現在設置されているのは、ホームセンターやスポーツ用品店といった大型店舗内の、店員の目が届きにくい場所や、防犯タグが付けられない小型商品の棚などが多い。実際に設置した店舗では、大きな抑止効果が上がっているという。  「万引きは、店舗に深刻な損害をもたらします。設置した複数の店舗でデータを集めたところ、3割から9割の被害を削減することができました」と堀尾社長はその効果について語る。  監視カメラを設置するだけでなく、「自分の姿が確実に録画されている」とひと目でわかることは大きな抑止効果があるというわけだ。 今回のリニューアルによる耐久性向上、メンテナンス性向上などにより、「ぜひ取扱いたい」との販売店からの引き合いも増えているという。

据置利用に特化したバッテリーレス
ロジテック製タブレットを採用

●タブレット内蔵カメラでリアルタイム撮影・リアルタイム出力
●動態検知機能で人の動きに反応
●本体内蔵SDカードに映像を自動保存・再生
●スケジュール機能でムダなく録画
●長寿命の産業用タブレットを採用
●NASへ録画ファイルの転送で長時間録画が可能(オプション)
実は、初代の「ミテマス」では、市販のタブレット端末が使われていたという。しかし、1日の営業時間中ずっとAC電源に接続して使用するため、3年ほど経つとバッテリーの劣化による膨張が発生したという。これは発火などの事故にもつながりかねないため、トゥーワン様では随時回収し、交換を行ったそうだ。これでは労力やコストがかかりすぎるため、業務用に使えるタブレット端末を探しておられた。
今回「ミテマス」に採用されたロジテック製タブレットLT-H0310B/CAMは、据置利用に特化した機種で、バッテリーを搭載せずAC電源のみによる運用となる。これにより、バッテリーの経年劣化の心配はゼロになった。
また、市販のタブレット端末ではAndroid OSの更新が行われると、アプリ側でもそれに対応させる必要があった。この点、本機ではOSが固定されているため、アプリの更新の必要もない。さらに、LT-H0310B/CAMには190万画素のフロントカメラが搭載されており、店頭の様子を鮮明に捉えることができる。まさに、「ミテマス」の用途にぴったり合ったタブレット端末だといえる。

ユーザーのニーズに応える姿勢で、
今後もユニークな商品を開発

株式会社トゥーワン
代表取締役
堀尾 順一 氏
トゥーワン様では「ミテマス」のほかにも、作業者が1人の職場での事故を知らせる「ポケットコールID」や、ホームセンターなどで従業員を呼び出す「チョットきてコール」、スーパー店頭での米やビールの万引きを知らせる「減るとコール」といったユニークな商品を開発してきた。
現在は、医療現場での誤配薬事故を防止する「誤配薬防止カートMEPS21」を発表するなど、精力的な開発を続けている。
これらの商品に共通しているのは、「お客様第一」の視点である。
「お客様が持つ課題を、自らの開発力で解決してご満足をお届けするのが私たちの使命」と堀尾氏は強調する。
“安心を届ける製品を、防犯、医療、そして世の中のさまざまな領域へ。”これがトゥーワン様の想いである。
ご採用機器
据置利用に特化した10.1型
バッテリーレスタッチPC for Android(TM)
カメラ内蔵モデル
LT-H0310B/CAM
  • 190万画素フロントカメラ搭載
  • 10.1インチ 1280×800 5点マルチタッチ 広視野角IPSパネル採用
  • Rockchip RK3288 Quad Core CPU採用
  • 有線LAN/無線LAN/Bluetooth/USB Aポートを標準装備
  • バッテリー非搭載でデジタルサイネージなどの据置利用に最適
  • VESA75規格対応で壁掛け利用も可能
本事例紹介記事に記載のシステムや数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

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