キッティングサービスで業務効率をアップ

医療系機器メーカーC社様

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最終的に市販パソコンよりもランニングコストを抑えることができた

ご指定の内容でOS、ドライバ、ソフト等をインストールしさらに環境設定まで済ませた状態で出荷可能です
医療系機器メーカーのC社様は、自社で製造販売している梱包装置をコントロールおよび各種情報管理用のパソコン、および液晶モニタ、プリンタ、入力機器などの周辺機器とセットで販売しています。このパソコンは、コントロール用のPCIバス拡張ボードと自社開発のソフトウェアをインストールした状態で販売されますが、以前はC社様自身で市販のパソコンを調達し、自社工場の一角でパートやアルバイトの方によって以下のようなアッセンブリ(組み立て)作業をされていました。

<1> 新品のパソコンの梱包を開ける。
<2> 筐体を開けて自社製の拡張ボードを取り付ける。
<3> OSをアップデートして最新版にする。
<4> 自社製ソフトウェアをインストールする。
<5> プリンタドライバ等のソフトウェアをインストールする。
<6> パソコンを元の梱包に戻す。

しかし、この手間のかかる作業を自社でおこなうのは非常に非効率であり、悩みの種だったとのことです。 この問題を解決しようと調べているうちに、インターネットで弊社の「カスタムコントローラ事業」を知り、さっそく弊社にご相談いただきました。

ご相談の内容から弊社は、まず<1>~<6>の作業を弊社の工場で済ませて出荷する「キッティングサービス」をご提案しました。また、マザーボード等の仕様変更に伴うC社様製のハードおよびソフトのトラブルに不安を持っている点もお聞きし、1年以上の長期に渡って、同じマザーボードを供給するサービスがあることもお伝えしました。そして、市販のパソコンをC社様の工場で1台ずつアッセンブリするよりも、弊社の「キッティングサービス」や長期供給サービスを利用するメリットのほうが大きいとのご判断から、弊社のカスタムコントローラをご採用いただきました。

今では弊社に必要な台数と希望納期をお知らせいただくだけで、C社様向けの独自仕様のパソコンをお届けする仕組みになっており、たいへんご満足いただいております。
従来のPCの問題点・不満点
自社製の拡張ボードを取り付けるために、パソコンのケースを開けて取り付け作業をする必要がある。
OSのアップデートや自社ソフトウェアのインストール作業が必要である。
さらに、プリンタドライバのインストール、環境設定なども必要である。
上記の作業のために、梱包を開けてパソコンを取り出し、作業後に再梱包する必要がある。
ロジテックのカスタムコントローラを導入
ご提供いただいた拡張ボードを、弊社の工場で組み込み。
OSのアップデートやお客様のソフトウェアなど必要なソフトをお客様に代行してインストール。
ドライバのインストール、環境設定など必要な設定を作業済みで出荷。
上記の作業がすべて終わった状態で梱包。お客様はケーブルをつなぐだけで使用可能。
すべての作業は徹底的な品質管理のもとでロジテックの国内工場で実施。

カスタムコントローラ仕様例スリムでコンパクトな筐体にすべてをセットアップ済み

  • お客様にご提供いただいた拡張ボードを組み込み済みで出荷
  • お客様の開発したソフトウェアをHDDにお客様に代行してインストール済み
  • プリンタドライバ等のインストール、環境設定済み
  • 場所をとらないスリムでコンパクトな筐体
  • 有名メーカー製マザーボードを採用
  • 静音性の高い電源ユニットを採用
  • 1年間は同じモデルを供給可能
本事例紹介記事に記載のシステムや数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

▼ ロジテックINAソリューションズPC開発部

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