四国の玄関口であり、讃岐うどんなどの名物でも知られる香川県高松市。
この地に本社を構え45年となる株式会社シンニチ様は、電気通信設備の設計・施工・メンテナンスをはじめ、情報システムの構築やソフトウェア開発などを手掛ける企業である。
このたび、シンニチ様が開発されたパッケージソフト『勤怠管理名人』のデバイスとして、ロジテックのAndroid搭載タッチパネルPCが採用された。
今回の導入に携わった同社システム部 システム部長の山内氏を訪ね、導入に至る経緯や運用の状況などについて伺った。
1975年(昭和50年)、高松にて創業。高松本社のほか、高知市と松山市に支店を持つ。同社が開発したパッケージソフト『名人シリーズ』は、7種類に及ぶ。
企業ホームページ:http://www.k-sn.co.jp/
名人シリーズホームページ:http://www.meijin21.com/
応研『就業大臣NX』と連携して、手軽に出退勤を管理
「最近はコロナの影響もあり、なかなかお客様のところに出向くことができないのですが、ウェビナーでソフトの紹介をするなど、営業面での工夫を模索しているところです」
各拠点に置くのは、タブレットとICカードリーダーだけというシンプルなシステムとなっている。
トラブル対応への信頼からロジテック製品を選択
「千葉県館山にある介護施設様から、勤怠管理システムを受注しました。
当時、先方の『できる限り安くしたい』とのご要望に応え、中国製スマートフォンを介したシステムをつくったのですが、それらが全部ダメになってしまったんです。原因はバッテリーで、電源につないだままでの長時間の使用に耐えられなかったんですね。そこで、ネット等で調べたところ日本製で信頼できそうなロジテックさんを選び、新たに納品しました。しかし、今度はファームウェアでトラブルが起こりました。ただ、その時のフォローが手厚くて、実際に現地にも足を運んで対応していただけました。それ以来、ロジテック製は安心感をもっておすすめするようになりました。私たちは四国の企業なので、とにかくデバイスは安くて、安定感があるものがありがたい。機械モノですから故障もあるかもしれませんが、その後の対応がしっかりしているところが安心です」と山内部長は、評価の理由を語る。
業務用に特化したロジテック製タブレットPC
また、無線LANだけでなく有線LANポートを搭載することで、多様な通信環境に対応。薄型テレビなどの固定金具の規格であるVESA75に対応することで、壁掛けや据置金具も容易に手に入るなど、業務用Androidタブレットとしての使い勝手を追求している。さらに、国内工場による生産・修理サポート体制も他社にはない特徴だ。
独自の機能をもたせることで他社との差別化を追求
株式会社シンニチ
本社システム部 システム部長
山内氏
「これからの時代、“非接触”ということがより注目されてくると思っています。
例えば、『勤怠管理名人』の付加価値として、顔認証機能を入れるだとか、サーモカメラを内蔵することで熱を測れるだとか、そういうことが 実現できればと考えています。
また、病院や介護施設のような、特殊な業務体系を持つ業種に絞り込んだ集計機能をもたせるといった、他社にないものを追求していきたいですね」業務効率の改善を図るための、多彩なソリューションを提案し続けるシンニチ様。
そのデバイスとして、ロジテックのPCが活躍している。
応研『就業大臣NX』複雑なシフト管理、スケジュール管理、休暇管理にも対応する最新の就業管理ソフトです。
- ご採用機器
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据置利用に特化した10.1型
電池レスタッチPC for Android(TM)
スタンダードモデル
LT-H0310B- 10.1インチ 1280×800 5点マルチタッチ 広視野角IPSパネル採用
- Rockchip RK3288 Quad Core CPU採用
- 有線LAN/無線LAN/Bluetooth/USB Aポートを標準装備
- バッテリー非搭載でデジタルサイネージなどの据置利用に最適
- VESA75規格対応で壁掛け利用も可能