家電製品の物流拠点で、
ZEROSHOCKタブレットが活躍

株式会社日立物流関東様

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日立ブランドの白物家電や各種製品の物流を担う日立物流関東様は、2017年より商品の物流管理のためにタブレット端末を導入している。
同社では従来、他社製の端末が利用されてきたが、昨年、ロジテック製ZEROSHOCKタブレットを20台ご発注いただいた。
現場のリーダー的な立場である、岩﨑氏と久野氏をたずね、ご採用に至った経緯や運用の実態などについて伺った。

株式会社トゥーワン


株式会社日立物流関東は、日立物流グループの企業として、1都7県に36拠点(関東・甲信越・東北地方南部)を持ち、3PLサービス、倉庫運営、輸送事業、工場内物流事業、プラットフォーム事業、エコ事業などを展開しています。

URL: http://www1.hitachi-hb.co.jp/kts/service/index.html

関東・甲信越・東北をカバーする
日立製家電製品の物流拠点

日立製作所のグループ会社で、家電品、空調機器、設備機器等の販売及びデジタル技術を活用したプロダクト・ソリューションの提供を行う日立グローバルライフソリューションズ株式会社。その栃木工場の敷地内に拠点を置き、同工場の製品をはじめ、さまざまな日立ブランド製品の物流を担うのが、日立物流関東である。  「当社の栃木営業所では、私達が一次物流と二次物流と呼んでいる二つの機能があります。一次物流では、工場にて製造する冷蔵庫・エアコン・給湯機を取り扱います。また、二次物流では日立の家電製品すべてを取り扱っています」(岩﨑氏)  いずれの部門においても日々大量の商品が入荷し、倉庫に保管され、注文に応じて関東・甲信越・東北といった同社の担当エリアに出荷されていく。そして、それぞれの商品の状況は自社製のWMS(倉庫管理システム)で管理される。現場では入荷・出荷ごとにタブレットに接続したスキャナで、製品に添付されたバーコードを読み取ることでWMSに即座に反映される。  「当社グループでは、物流システム開発を専門に手掛ける会社もあり、常に顧客に対して最適な物流システムを提供しています。この倉庫で使用しているのも、そういったシステムの一つです」(久野氏)

ペーパレス化を図るため、
タブレット端末を現場に導入

今回お話を伺った、久野氏(左)と岩﨑氏(右)。
2017年にタブレット端末が導入される以前は、紙の伝票を出力したあと各担当者に振り分け、手作業でチェックしていくという手順であったという。
「紙ベースですと、プリントが終わるまで時間のロスがありました。現在は、出社してすぐに作業にとりかかることができます。10分程度のロスでも100人単位となれば大きいですから、作業効率の面でも大きなメリットがありました」と岩﨑氏はタブレット導入の効果について語る。
現在、すべての作業スタッフが1人1台を保有し、同社の現場では欠かせないデバイスとなっている。
「基本的にはフォークリフトに取り付けていて、持って歩いていってバーコードを読み取るという作業になりますから、どこかにぶつけたり、落としてしまったりするリスクもあります。そこで、耐久性の高いタイプのタブレットを導入しました」(岩﨑氏)
先に述べたように、同社で当初導入されたタブレット端末は、他社製である。しかし、今回追加発注の際には、ロジテック製ZEROSHOCKタブレットをお選びいただいた。その理由についてたずねてみた。
「新たに20台近くが必要になったのですが、他社製は受注生産品で納期が私達の希望に合わなかったのです。そこで、システム部門が選定してきたのが、ロジテックさんの端末でした。約1ヶ月試用してみて、問題がないということで採用することにしました」(久野氏)
ZEROSHOCKタブレット導入後、取材時点で約1年間使用されてきたが、問題なく運用されているという。
「バッテリーの持続時間は他社製より短い仕様だということで、予備バッテリーもあわせて購入しました。それでも価格的にはロジテックさんのほうが少し安かったですね」

タブレットの導入でわかった
さまざまなメリット

日立物流の荷積みルールを解説する動画を、いつでもドライバーに見せることができる。
現在、入荷・出荷・棚卸・進捗管理などに使われているタブレット端末だが、ペーパレス化以外にもメリットがあったという。
これまで、全体のモノの流れを把握するには、事務所のパソコンでWMSの画面を開くしかありませんでした。しかし、いまは誰でもタブレットで進捗状況を確認できるので、『じゃあここに応援に行こう』というかたちで、倉庫全体の業務の最適化が図れるようになりました」(岩﨑氏)
「データを通じて、統計がとりやすくなりましたね。この時間はどうして出荷が減るんだろうといったことがこれまでは感覚でしかわかりませんでしたが、データが出ることで『この作業をやってるから滞るんじゃないか』というようなことが見えやすくなりました」(久野氏)
また、すべての端末には同社の荷積みのルールを解説した動画が保存されていて、トラックドライバーに再確認を促すといった用途にも利用されている。

タブレットの機能を生かして
より効率的な運用を検討中

スタッフがタブレット端末を1台ずつ保有している同社では、さらに有効に活用できないかと使用法を模索されているという。
「GPS付きの端末を使い、位置情報を取得して動態管理ができれば、倉庫内の作業の効率化につなげられるのではないでしょうか。あるいは、カメラで熱があるかどうかを計測するなど健康管理もこれ1台で完結するような仕組みも考えられるかもしれません」(岩﨑氏)
IT化が進み、効率化への取り組みが続く物流業界。その最前線の現場で、ロジテックのZEROSHOCKタブレットが重要な役割を担っている。



株式会社日立物流関東
北関東営業部 栃木営業所
構内管理係 係長
岩﨑氏


株式会社日立物流関東
北関東営業部 栃木営業所
家電第二保管係 係長
久野氏
ご採用機器
耐衝撃ZEROSHOCKタブレット
LT-WMT10シリーズ
  • 耐衝撃落下1.2m試験に合格(非動作時)
  • 防塵防滴設計で、悪条件下でも利用が可能(全面IP65準拠)
  • マイナス10℃~50℃対応で、寒冷地や炎天下でも利用が可能
  • 手袋モード搭載で、建設・物流現場でも利用が可能
  • Windows® 7、Windows® 10それぞれに対応
本事例紹介記事に記載のシステムや数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

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